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前回のブログはガットローディングによる色揚げの考え方について書きましたが、今回はより直接的なダスティングによる色揚げについての話を聞く事が出来ましたので少し書いてみたいと思います。

ダスティングとは以前にも書いてますが、ガットローディングがアロワナの餌になるワームやコオロギ等に栄養豊富な餌を与え間接的に色素や栄養成分を摂取させようと言う行為ならダスティングは餌になるワームやコオロギに色素や栄養成分をふりかけて与えると言う直接的な摂取と言う事になります。

ガットローディングは色素をサプリメント的に使用し体調を整え最大限の発色をさせようと言う感じですが、ダスティングは色素を直接アロワナの体内に入れてしまおうという考えです。

ダスティングと言うのは主に爬虫類飼育で用いられる方法で爬虫類では色素より栄養成分を直接体内に取り込ませる方法として利用されているようです。

アロワナの場合水中ですからダスティングされた餌をすばやく摂取させないと塗した成分が水中に拡がってしまいますし、アロワナも租借とまでは行かないかもしれませんが、モグモグと口の中で磨り潰すような行為もありますのでどこまで直接体内に入るかはわかりません。


紅龍とクレンブルーで青系色素をダスティングされた餌を与える比較実験を行った所、紅龍は青っぽい糞を排泄し、クレンブルーは通常の色の糞を排泄したそうです。

実験を行った方の見解は紅龍は青系色素を取り込む能力は弱いが、クレンブルーは青系色素を取り込む力が非常に強いのではないか?と言うことでした。

さらに話は続きクレンブルーの生息地で漁をしている漁師の話では野生の過背金龍は小魚やエビを食べていると言う話で、ファームでもエビを与えています(アロワニア17号にレポートが掲載されてます)


前回のブログでも書いてますがザリガニが赤系色素のカロチノイドを摂取できないと赤が生成されず中間色の青色の発色をする事が知られていますが、青色を出す事が出来るザリガニを古代昔より永代食べ続ける事で青系色素を取り込む力が強くなった結果クレン川水域に藍底過背金龍が多いとされるのもその辺りに秘密があるのではないか?と言うお話でした。

アロワニア17号にファームで使用されているエビの画像が掲載されていますが、確かに殻は赤いですが剥かれた身はどれも青っぽく見えてますし、サーモンピンクと言う言葉もありますが鮭も本来は赤身ではなく白身の魚ですが藻類を食べる鮭はそこからアスタキサンチンを摂取し力を蓄えて生まれた川を遡り産卵に挑みます。

アスタキサンチンを摂取した結果、鮭の身は淡黄色からそれこそサーモンピンクに変化しアスタキサンチンの抗酸化作用で川を遡り体力を消耗した時にでる活性酸素を除去し産卵に挑むわけですね。


クレン川に藍底が多い理由の真相は置いておきますが(鮭の話を例にとってみても有り得ない話ではないと思います)

飼育方法は人それぞれありますし、餌による色揚げの考え方も人それぞれだと思いますし、ガットローディングとダスティング.....飼育法が違えば考え方も変わります。

僕はブログを書くにあたりそれなりの根拠がある事しか書きませんし、聞いた話をそのまま書かずに自分なりに調べ理解しした上で自分の言葉にして書いてます。

話を聞かせて頂いた方も十分に当ブログを理解していただいてる方ですので今日の話を元に自分で調べて思った事を書いてみてはどうですか?と、言っていただけました。

今日のまとめとしてガットローディングとダスティングどっちがええの?......私の結論どっちもやったらええねん!!って事になります(笑)

アロワナ飼育に決まった正解と言うのは無いと思いますが、自分なりの正解を導き出す努力はしたいと思ってます。


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本日はまたまたスピリチュアル(精神的)な話。


先日ふと1996年発行のDOUBLE DRAGONⅡを読んでると、当時はアロワナブームの真っ只中!!
アロワニア草創期によく登場していたY氏の話に目が留まりました。

この方のお話として......
「私は企業の会長として目に見える事には対処できますが目に見えない事も世に中には起こります。
金龍には金運、紅龍には幸運をもたらす力が宿ると聞きます。
太古から生き永らえて来たその生命力にそのような力が宿っていると考えています。
ですから目に見えない事に対処する為にも企業の要所要所に龍魚を置くようにしています」......との記事がありました。

これは家の守護神龍と同じような考えで、瀕死状態から生き返った生命力、星の強さに特別な力があると感じています。

守護神龍のブログでも書きましたが人間生活の[この目に見えない何か?]の拠り所として宗教があり神頼みしたりしますよね。


目に見えない何かに対処する拠り所として目に見える何かに置き換えたのが神様仏様の像や新興宗教では教祖だったり霊感商法では印鑑や壺等様々です。

島田紳助も言ってます「仏壇やお墓に花を供えるとき自分の方に向け花を供えます、しかし仏壇やお墓の中に仏様が居るのなら仏壇に向けて供えなければ失礼ではないかと、氏曰く仏は仏壇やお墓の中には居ません、仏壇やお墓に向かって手を合わせている自分の心の中に仏様がいるのだと....」
説得力のある話ですよね、僕は氏が書いた本を数冊持ってますがわかり易い哲学書みたいな感じでよく愛読してます。


最近ポリプネタが多いですが魚を見る時間は圧倒的に守護神龍を見ている時間が長いです。

1800水槽は寝っ転がるとポリプが見えないって事もあるんですがね(笑)

TVでもよくペットが飼い主を助けたとか身代わりになってくれたと言う話を聞きますが、ペットもこの人が居ないと自分は生きていけないとわかってるので自分の身を挺してまでも守ってくれたりするってE原さんが言ってました♪


水換えの時も「娘を守ってくれてありがとう」と感謝し、これからも家族を守ってくれよと思いながら水を注水してます。


DOUBLE DRAGONの話題がでたついでに現実的な個体の話。

このDOUBLE DRAGONⅡは過背金龍を中心に紹介されてます、掲載されていり過背金龍の幼魚や若魚は今のクレンブルーやバガンサマックブルーのように所謂上がりの悪い個体が殆どです。

野生に近いから上がりが悪いのか?
単に当時の業者がB級過背金龍を掴まされてただけなのか?
それとも交配改良が進み金の発色、上がりが良い個体が増えただけなのか?
僕にはわかりません。

しかし、掲載魚には完全に6列目が繋がってる個体でも基底鱗は30%も光ってない個体も居たりしますし。FM誌1月号に掲載されている東熱帯魚研究所による野生過背金龍のF1個体もクレン、バガン並にあがりの悪い個体です。

僕はディスカスは詳しくないのですが、ディスカスの記事の中にいくらブリードが進んでもいつでも原点回帰できる安心感があるとの記述がありました。

アジアアロワナに関しては今の現状を考えると原種への原点回帰はほぼ不可能なことかも知れませんが現在リリースされているクレンやバガンが2~3年経ち結果が出た時に新たな過背金龍の原点回帰への道が開かれる可能性もあります。


家の現在のBaganSamakBlueは基底鱗と6列目の発色が急速に進み日に日に発色面積や部位が増えていってる状態です。


通常は基底鱗→6列目と言う発色が多いのですが家のは前述した6列目の発色のが早いパターンのよう個体の気がします。

クレンたバガンが所謂、昔ながらの過背金龍(原種に近い)となるのか?
それとも只の紅金、高背金龍と酷評されるのか?

前述した当時の過背金龍と今の過背金龍に実情のトータル的な答えの結果が出るのは数年後と言ったところになりますね。


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正月3日目です。
今朝もショコラの散歩後、ルーティンの水換え。


水換え後に昨日せっかく水質検査紙を買ったので、計測してみました。

1200、1800水槽共に亜硝酸塩は問題なしでしたが硝酸塩は検出されました。

1200はまだまだ安全圏ですが1800はギリギリ位の数値。
最低でも2日に1回の水換えは必須のようです。

新鮮な水に入れ替えてると思えば苦にもなりません。

飼育水の水質といえば現地の生息地の水質も飼育者ならば気になります所であります。

バガンサマック

とりわけアジアアロワナ飼育において多く語られる事が多いです。
より色を出して欲しいという思いが現地の水質にまで思いを巡らせるんですかね?


以前にも水質に関してのブログは書いてまして、ACROPOLIS-aquatics
現地の水質までは書いてませんが、今回は聞いた話のタネ証をしたいと思います

アジアアロワナの生息する現地の河川などはPHも低めで道伝率も低いと言われてます。

しかい、不純物だらけの天然の河川や湖でなぜ道伝率が低いのでしょう?

以前書いたブログでは現地の同電率が低い訳を書いてませんが今回は書きたいと思います(僕も聞いた話ですが....)

理由は非常に単純で現地は熱帯雨林気候で非常に降雨量が多いと言う事です。

....と、いう事は非常に多い雨で薄められて導電率が低くなってるみたいです。

マレーシア現地の川の道伝率(場所によっても変わりますが...)は20~30μS

ブキットメラ周辺の河川でもPH4.8、道伝率30μS、水温27.8℃と言う記載もあります。

水道水の道伝率は100~200μSで雨は5~100μSと雨の方が水道水よりも道伝率が低い数値になってます。

ちなみに純水の道伝率は0.1~2μSと言われてます。

水道水よりも道伝率の低い水が雨として大量に降ることで、河川の水の不純物濃度が薄まり道伝率の低い河川となるようです。

河川ですから水も絶えず入れ替わります、現地でも水が淀みヘドロが蓄積したような川ではPHは5.8ながら道伝率はなんと1450μSもあるところもあるようです。

河川には森林からのの滋養分を含んだ伏流水も沸いてるでしょうから、
限りなく現地に近い水質を閉鎖された水槽と言う空間で現地の水質を再現するには純水をたれながしながら各種ミネラル分も垂れ流すというとんでもないコストが掛かりそうです(笑)

ですから、魚の負担にならなければ水換えは多ければ多いほどイイですよね、それぞれ飼育の環境がありますから飼育水の水質と相談しながらみなさん水換えしえると思いますが、そういう現地の河川の事も考えながら水換えすると、さらに水換えも楽しくなると思います♪







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