守護神龍!!

新年明けましておめでとうございます。
ついに待望の新ブログ移籍です!！
これからもガンガン更新していきますので新生ＡＣＲＯＰＯＬＩＳ－aquaticsブログを本年も宜しくお願いいたします。



今や我が家の守護神龍となってる藍底過背金龍BaganSamakBlueですが、当ブログを読んでる方の中には何故守護神龍と呼んでるか？疑問に思っている方も見えると思います。

そこでＡＣＲＯＰＯＬＩＳ－aquatics　BLOG移籍第一弾。
2008年元旦　初ＢＬＯＧとして我が家の守護神龍BaganSamakBlueのこれまで語る事が出来なかったエピソードについて書きたいと思います。


話は２００７年５月５日まで遡ります。
ＢＬＯＧではBaganSamakBlue導入は５月の１９日になってますが、本来は５月の５日に我が家にやって来てました、本来なら.....

ブログでクレン２匹、ワイブル１匹の引き取りも５月１９日になってますがこれも同日の５月５日です。

この日付け操作には訳があり、５月５日の我が家の飼育魚３匹引き取り後にＡＱＵＡＤＥＡＲ店長さんと共に北陸の店から発送されたBaganSamakBlueを取りに行き我が家で当着確認をしました。

しかし箱を開梱するとBaganSamakBlueは腹を上に向けて逆海老反り状態で袋の中で浮いていました。

そこから店長と共に北陸の店の指示を受けながら蘇生作業を施しましたが一民家での蘇生も限界があると言う事で岐阜の店に移動させる事になりました。

当日は導入後に家族で遊びに行く予定でしたが、娘に無理を言って岐阜の店まで付き合って貰いました。

店長さんの車の後を嫁の運転で付いて行き僕は後部座席で大き目のプラケースに入れたバガンがひっくり返らないように手で支えながらの移動でした。

この時の岐阜への移動に協力してくれた娘と嫁には今でも大変感謝してます。

５月２日に富山の店までバガンを見に行ってるのですが、その時も輸送時のスレで肌荒れの治療中で水槽内で袋にパック詰めされ薬浴中でしたそこから２日ごの発送ですから無理のある発送だったと言わざるを得ません。

僕自身が発送をせかした訳ではありませんがプロが発送ＯＫと言えばやはり僕も早く我が家に招きたいので「ええんかいな～？」と、思いながら到着の日を迎えました。

今は元気に泳いでますから過ぎた事を言っても仕方がありませんが、バガン到着当日はゴタゴタしてましたので仕方ありませんが、岐阜のＡＱＵＡＤＥＡＲオーナーさんからは後日、謝罪はありましたが、実際に発送した店からは後日改めての謝罪が無かった事は残念で有ります。

ＡＱＵＡＤＥＡＲオーナーさんは本当にイイ人で会を除名された件でもオーナーさんは直接何も関係ないのに「嫌な思いさせて申し訳かったですね」と言って頂きました。

オーナーさんは尊敬できる人柄の方です。

ここからはＡＱＵＡＤＥＡＲ店長さんに大変お世話になった蘇生処置の話です。



当着時の腹を上に向けて逆海老状態で浮いてた訳ですが、とても水槽内に入れる状態ではありませんからプラケースに移して様子を見てました。

ひっくり返らないように手で支えながる様子を見をして、少し時間が経つと少しは普通に泳ぎ出すがすぐにひっくり返るという状態でした。
このままでは死んでしまうので岐阜の店に搬送することになったわけです。



嫁の運転、助手席に娘後部座席に私で岐阜への搬送をしました。
搬送中もひっくり返らないように手で支えながらの移動なんですが、触りすぎると粘膜が剥がれ落ちますし、手を放すと泳ぎはしますがすぐにひっくり返るので体力を消耗させてはいけないので、大変気を使いながらの搬送でした。

しかし、岐阜に到着する頃は剥がれ落ちた粘膜で水も傷み臭いもするほどの状態でした。

店での蘇生処置はひっくり返らないようにエアチューブで個体、鰓と口に酸素を供給、外掛けフイルターと活性炭で水の回復です。
　
昼過ぎに店に到着して夕方遅くまで付きっきりで看てました。
家に帰る頃には固定のチューブを抜け出し普通に泳ぐ時間も多少増えましたが５秒程でひっくり返る状態でした。




当日と次の日はとても目が離せないと店長さんが店に泊まり込んで看てくれました。

そのおかげでなんとか普通に泳げる状態までは回復しました。
しかし、画像を見るとわかりますが状態はとても悪く、内心３０％位は諦めてました。
しかし、普通に泳げるようにはなったんで元来楽観的な私は７０％は回復するだろうと思ってましたが、店から送られてくる画像を見るとその核心も揺らぎました。





背中なんか死色が出てます。
混泳なんかで失敗してボロボロにされ死ぬ間際なんかはこの状態になる事があります。







さらに数日経過し死色も消え、なんとかメダカやコオロギを捕食できるまでに回復しました。

魚類、特に古代魚の回復力と言うのは脅威的なものが有りますよね。





４日目ごろにはボツボツ餌も食べるようになり、安定した状態にまで回復しましたが、粘膜が剥がれ落ちて鱗もボロボロ状態ですから感染症の心配もまありますし、お腹の方にも内出血らしき物が確認できます。


まだ予断が出来ない状態を抜けたわけではないのがわかります。




なんとか感染症もなく鱗の回復はまだまだですが粘膜は回復し餌もよく食べるまでに回復した５月５日から２週間後の５月１９日に岐阜に引き取りに行き再度我が家にやってきました。（この方法が最速ですからね）




水あわせもかなり慎重に行い朝方に無事、我が家の水槽で元気に泳ぎだしました。
しかし、当然ながらまだ鱗の状態が悪く、ブログでは肌荒れとして明るめの画像でアラを飛ばした画像を掲載していました。




そして今では３３センチ程に成長して元気過ぎる位に水槽内を泳いでます。

この死の淵から蘇生した時点でこの個体は非常に強い星の下に生まれた個体だと言う事を感じてました。

そんな星の強い個体ですから我が家の守護神龍になるのではないかと思ってた所にそれを確信付ける出来事が有りました。

仕事に備え昼寝してたときに、娘と散歩中の嫁が娘が自転車で川に落ちたと慌てて僕を起こしにきました。

慌てて飛び起き車で現場に向かいます。
車内で様子を聞くとコンクリートの水の無い所で３㍍位の高さから落ちたとの事、最悪の事態も頭をよぎりますが、現場に到着し娘を呼ぶと川の下で泣いてます。

即座に飛び降り娘の身体を確認、頭から多少の出血はありますが外傷はたいした事はなさそうですが、頭を打ってるので救急車を呼び病院に搬送して貰いました。

頭部のＣＴ検査も異常はなく外傷も縫う必要のない程度の怪我で済み、身体の骨折箇所も無く当日のうちに帰宅できました。


地面がコンクリートでノーヘルで３メートルの高さから落ちてかすり傷で済んだのは奇跡としか言い様がありません。


スピリチュアル(精神的な）な話になりますが、僕自身亡き父と祖母に守られてるなと、感じる事が数多くあります。



こういう事は気の持ちようというか考え方次第なんですが、今回の事も亡き父や祖母が私の娘を守ってくれたと思ってます。
そして星の強い下で生まれたBaganSamakBlueも自分の住む我が家を家族を守ってくれたんだと思います。


バガン水槽の水漏れや噴水は必ず僕の居るときに起きますから、これも運が良いというか星が強いですよね（笑）


守護神というのもハッキリ言って気の持ちようなんですが、人は心のよりどころを何処かに見出したいと言うことがあると思います。

そういった心の拠り所が宗教でありその心に付け込んでの霊感商法やカルト教団などの事件があります。

知人の母親が宗教に熱心な人らしく、知人の母親曰く「悪い事が起きても信仰心のおかげでその程度で済んでいる」と、言う考えです。

知人は「母やんは宗教かぶれやわ～（笑）」とか、言ってますが、何となくわかる気もしますよね。

その辺の心の弱みに付け込むのが霊感商法等ですが、その心の拠り所を見つけるのは人それぞれで、知人の母親は宗教であり、ある人は戦国武将の鎧兜であったり、刀剣であったり人それぞれ様々です。

ですから僕は霊感商法に騙される人の気持ちもわかります。

それなりに年もとりましたから色んな言葉の意味も今になって理解できる事も有ります。


高校時代の卒業文集に「人が旨い話を持ってきた時は自分を騙しにきたと思え!」と言う言葉をくれた先生が居ます。

卒業時は「このオッサン相当捻くれた性格やわ」と、笑ってましたが、社会に出てそれなりに経験値も上がり（笑）
その言葉の意味も十分理解でき今では下手すると僕の座右の銘にもなってるような非常に良い言葉をくれた先生とも思うようになってます。

そして話を戻すとそうした心の拠り所を持つとそれをなくした途端に悪い事が起きる気がするのです。

これも気の持ちようですが、僕の場合は形としてある物BaganSamakBlueとなります。

コイツを手放した途端に悪い事が起きるというか、起きたら気分的に嫌じゃないですか（笑）

BaganSamakBlueは原種血統の藍底過背金龍ですが、過背金龍としては２～３年を目処に考えてます。

しかしながらコイツだけは藍底過背金龍として出来がどうあれ我が家の守護神龍として絶対手放せない個体となってます。


我が家の守護神龍BaganSamakBlueの蘇生に尽力を尽くして頂いた神龍HOKURIKU大谷代表、ＡＱＵＡ　ＤＥＡＲオーナー様、店長様。
そして我が妻と愛娘に対し感謝を込めてこのブログを書き上げました。

皆様方、大変お世話になりました。









人気ブログランキングへ