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久々のブログ更新となりました♪
当ブログもお陰さまで2005年末のブログ開設以来、今年度末で丸々4周年を迎え、新年からは節目の5年目に突入します。
その4周年と節目の5年目突入を受けまして、飼育環境の変更とブログリニューアルを進行しておりましてその準備に追われる日々であります。
準備に追われる日々ではありますが、休日はゆったり専門書を読んで過ごしました
H9年のプラタ17号とH15年のプラタパッド35号とフィッシュマガジン今月号です♪
プラタ17号は12年前、35号は6年前と古いバックナンバーです。
これらの古いバックナンバーに書かれた情報と現在の情報を照らし合わせて読むのも楽しいものですし、書かれてる内容は今でもなるほど!と、思うものもあれば、そうやろか~?と思うものまで様々です(笑)
プラタのバックナンバーは過背金龍特集ですので、そこで気になった記事について書きます♪
過背金龍でも丸顔とされる古いタイプの個体を求めるマニアもいますが、その丸顔個体について書かれてたのが興味深い内容でした
簡単に言いますと丸顔の個体は93年以前に購入された個体が多く、成魚として合法(個体入れ替え?)/非合法合わせて輸入された個体では?という事です。 それらの個体が丸顔という事らしいです。 その後、市場に丸顔個体の入荷が極端に少ない事から。天然採取物であったと思われるとの事 そこで何故現在丸顔の個体が少ないかというと採取からの流通ルートの違いとされてました。 過背金龍の採取地として、ブキットメラ湖とクレン川があげられますが、 この採取地からの流通ルートの違いがあるそうです。
アジアアロワナが高価で売れると分かった時点で一般人もアジア アロワナの採取に乗り出します。
むやみやたら採取されたらかなわんと、クレン川等の河川系は漁師が漁業権を主張し、一般人はブキットメラ湖で捕獲する事となりました。
捕獲後の流通ルートが記載されてました。
クレン川等河川採取個体=漁師により捕獲→ペナンの問屋→養魚場/販売市場
ブキットメラ湖採取個体=一般人が捕獲→販売店or販売卸売市場
一般採取個体は養魚場に行かずに、直接販売店等に持ち込まれ、販売ルートに乗ったそうです。
この流通ルートから考えると過背金龍には地域差異があり、丸顔/メラ湖産、とがった顔/クレン川差と考えられます。
確かに流れのある川では流線型の方が泳ぎやすいですし、流れの穏やかな湖では、それほど泳ぐ抵抗を少なくする必要もありませんから、顔も丸くなると考えるもの自然であります。
そうした個体が時代的に密輸で国内に輸入され、当時のアロワナブームの真っただ中に創刊されたアジア アロワナ専門誌に紹介されたと思われます。
当時はネットもまだ発達してませんから、情報は本から得るものでした。
丸顔の個体が専門誌で紹介され、その後入荷してくる個体は養魚場で繁殖された個体。
流通ルートを考えるとメラ湖産の丸顔の個体が養魚場に流れるのは少ないようですから、当然入荷するのは河川産の個体で繁殖された尖った顔の個体という事にんります。
古いマニアの方には承知の事実かもしれませんが、95年からアジア アロワナを飼育して2001年~2005年まで途中中断してた私にはなるほど!と思える物でありました。
そうした経緯から丸顔の個体こそ純血という話がでたのも頷けますね。
河川系と湖産系で地域変異があった様に思います。
アジア アロワナは絶滅危惧種と言う事で繁殖個体(F3だったかな?)のみ輸出入が認められる事になります。
そこがアジア アロワナの悲劇であります。
これから過背金龍は地域変異があったというのが前提でのお話しになります。
それでは現在の古代魚事情と照らし合わせて考えます♪
現在、エイやポリプのワイルド個体は〇〇川産とか〇〇湖産として入荷してきますよね。
アジア アロワナも本来ワイルド物の入荷があれば〇〇川産、〇〇湖産として入荷してきたハズです!
しかし、繁殖ありきの商売の為に売れる個体作出の為に、地域変異という概念はなかったんですかね?
エイ市場で現在人気のもスモールスポットポルカ&ダイヤモンド ポルカもポルカドット スティングレイの地域変異として輸入されてきてます(勿論、別種という意見もありますが.....)
アジア アロワナの場合、輸出に繁殖ありきがあったので、私的には地域差異は無視されて、売れる個体の作出になったと思われます。
過背金龍にしても紅龍にしても売れる質の個体の作出を目指し、ごちゃまぜで池に入れられて繁殖され地域変異も何もあったもんじゃない状態と思われます(笑)
地域変異に気が付いた時には、すでに野生種は捕れない状態です。
この現地の状態は、現在の国内エイ市場と同様で、ダイチャ、ポルチャ、モルカ等々様々なハイブリッドが作出され販売されております(オク含む)。
しかし、まだエイもポリプもワイルド物の入荷があるからまだ救われますが、エイに関してはワイルド物の入荷はストップするという話もあり、もしワイルド個体に入荷が無くなれば、エイの国内市場はマレーシア?インドネシアのアジア アロワナ市場と同様の状況になりそうです。
淡水エイの場合むしろ、個人で繁殖が可能なだけにさらに最悪な状況となる可能性が高いですよね。
本当は、過背金龍の交配についても書こうと、思ったんですが、今回、久々の更新で力が入り長くなったので次回更新に持ち込みます♪(笑)
ルルちゃんもかなり慣れて呼べば出てきて、おやつのクッキーを食べるまでになりました♪
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