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先日は思いつきの浜松遠征が入りましたので、予定した内容を変更してブログ更新でした。

17年物の紅龍と15年物の過背金龍の居るラーメン屋イーグルにも行ったのでアロワナショップの年季の入った紅龍の話も交えてその辺りの話も
ブログにて書く予定です♪


先日、予告した過背金龍のお話しですが、前回はなるほどと思えるお話しで、今回はそやろか?と思うお話し♪
今回のおはなしもプラタパッドの古いバックナンバーを読んだ上でのお話しです。

昨今、入荷されるアジア アロワナ(特に金龍系)は、交配種として語られる場合が多いですよね。

過背金龍の純血種は居ずに交配種ばかりという話もあります。


我が家の藍底守護神龍です。

謳い文句は天然採取個体のみで繁殖された原種血統藍底過背金龍との事です。
採取地はクレン川の漁師が採取した個体です。
河川系の過背金龍らしくとんがり顔でございます♪

正直、私は純血種かどうかわかりません。
御世辞にも金属光沢はありません。

胸鰭は小さいのですが尾鰭が思った以上に大きいです。
昔の過背金龍って尾鰭が極端に小さいですよね。

成長とともに尾鰭と身体の割合が変わっていくのでしょうか?


このプラタに交配のバリエーションみたいなものが掲載されてました。

過背金龍= 藍底過背金龍純血種
        金底過背金龍純血種

血紅金龍= 過背金龍×血紅龍...................鱗カクが赤金色になり鰭先が赤く染まる

紅尾金龍= 純血種....................................背中は茶褐色だが練金のようになる
高背金龍= 過背金龍×紅尾金龍..............金色は背中を越えないが上部まで染まる

B級紅尾金龍=紅尾金龍×1.5号紅龍....輝きのない金色が背中まで廻る

最近、私が気にしてる鱗内側の発色も当時のプラタでは黒ずんでる個体も多いですし、現在過背金龍の純血種は鱗の内側も発色していると言ってるポンティアナの坂本氏も当時は過背金龍は7~8歳を過ぎたあたりから鱗内側の黒ずみが消えてからが勝負とも言ってます。

鱗内側の発色が甘い個体が交配種とする現在なら坂本氏がいう紅尾金龍の血よりも鱗の発色からして紅龍の血の様な気がします(素人が生意気ですみません)

なぜなら単純に鱗の内側までしっかり紅発色してる紅龍って少ないですからね。

しかし、ラーメン屋で見た15年物の藍底過背金龍は鱗の内側の発色は甘く黒ずんでました。
金底個体と藍底個体の違いもあるのかもしれませんが、わかりませんね~。


金属光沢のみでいえば新入り藍底過背金龍に軍配があがります。

そして過背金龍と紅尾金龍についても記載がありました。
繁殖場としては高価で売れる過背金龍の池にわざわざ紅尾金龍を入れたりはしない!!と......

しかし、紅尾金龍の池にあがりの悪いB級過背金龍はいれてると.......
過背金龍の池に紅尾金龍は入れないが、紅尾金龍の池にはB級の過背金龍は入れてると.........


建前が違うだけでやってる事は同じ(笑)
わざわざ品質を落とす様な交配はしないと....
しかし、さらなる品質の向上の為に過背金龍と紅龍を一緒に入れてる池はあると........


ここで、当時の養殖場にアジア アロワナの地域差異という概念はまったくありません。

売れる種を作るというだけです!!


当時、過背金龍は価格が高く、当然ながら紅尾金龍に上がりを求めてしまいました。

私はあがりの良い紅尾金龍が良い紅尾金龍だとは思いません。
過背金龍(マレーシアゴールデン)と紅尾金龍(インドネシアゴールデン)
この二つの金龍を地域変異と考えた場合、紅尾金龍に上がりを求める事自体ナンセンスな事だと思います。


しかし、私が紅尾金龍を飼育していた96年頃は過背金龍は私にとって高嶺の花であり憧れの魚であったのも事実です。

そこに青いアロワナとして登場したワイルドブルーの存在は特別でした。
ワイルドブルーにあこがれるあまりベタ置きの2400水槽の前に青い蛍光灯を付けた上部ライトを並べたりしてせめて青く見える様にしたりして楽しんでました。

上がりの良い紅尾金龍というのは需要はありますので商売上、売れる種を作るのは当然だと思います。

当時、アジアアロワナの地域差異とう概念があれば現在の様な純血種不在といった状況は無かったのではないかと思います。

生体だけにこれが純血種という決めてが無いのも事実です。
個体差で鰭の大きさや鱗の光沢等違いがあるのも当然です。

金質、鱗の形状&光沢、各鰭の色や大きさ等を見て飼育者が純血種と思えればそれでイイんじゃないかとは思います(売る方はそれではいけないと思いますが,証明できるハズも無いですが......................

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