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今日は久々に飼育日誌から少し離れて、ACROPOLIS-Aquatics流過背金龍の選び方を書いてみたいと思います♪

ACROPOLS流と言っても私が藍底過背金龍5匹を飼育してきた上で導き出した選び方なんで、異論もあるとは思いますが気楽に読んで下さいね♪

グラドルで例えると、芸能界には色んなグラドルが居ますが、好きなグラドルの好みは人それぞれですし、同じグラドルが好きな人でも顔を見る人、胸を見る人、お尻を見る人、足を見る人、後はヘソやつま先?等マニアックなパーツを見る人様々ですから、自分と意見が違うからと言って目くじらを立てないで下さいね(笑)

今までグラドルの胸しか見て無かった人も、言われてみればお尻もイイな♪って感じでそういう見方もあるんだなって、程度でみていただければと思います♪


それでは本題です。
タイトルですが何故?純血過背金龍としなかったか?


それは純血を保障できる物が何も無いからです。
画像は我が家の藍底過背金龍2匹の保証書です。

文字通り品質保証書であり、ファームとファームから産出された種(過背金龍等)を保障するもので、血統を保障する血統書ではありません。


我が家の豆柴ショコラの血統書です♪
豆柴でありながらサイズ的には立派な柴犬のショコラクン(笑)、しかし分類的には柴犬に属します。

犬や猫な場合、親の確定が容易なんで4代前まで系統が記載されております。

アロワナの場合、ファームでの繁殖の場合、両親の特定が困難な為に血統書の発行は不可となってしまいます。

水槽内で混泳飼育されてるアロワナからペアが出来て繁殖した場合は両親の特定はできますが、2代3代遡ってとなると特定は不可能です。

我が家の原種血統藍底過背金龍も野生で採取された藍底過背金龍のみで繁殖されたとされてますが、それでも両親の特定が困難な事からか?血統書の採用には至っていない様です。


それでもこの血統は、どの個体もほぼ同じ特徴を持つ個体が多いですし、純血と思わせるポイントも沢山あり満足しております♪


それでは我が家の守護神龍をモデルに私の思う純過背金龍のポイントを着てみます。

私の純過背金龍として見るポイントは金の巻き上がり方、鱗の形、鰭の大きさ&形状等です。

昨今の過背金龍には紅龍の面影を感じさせる個体が居ます。
それが本当に紅龍が掛かってるのかは、解りませんが純過背金龍として選ぶ場合、そうしたポイントは極力排除して選別していく方が良いですね。

緑の矢印は鱗の形状ですが紅龍のように角ばった鱗が多い個体は、私は排除です。

各鰭も紅龍のように身体の割に大きいのもパス。
尾鰭の上半分が黒い個体もパス。
背鰭は黒か青っぽいのがグッド!!
後は形状ですが尾鰭が菱形だったり胸鰭が長かったりもパスですが、藍底過背金龍として選ぶ場合は話が違って来ます(こちらは後で...)

金の巻き上がりに関しては後ろ(後方3鰭側)から前へ発色していくのが自然ですね♪


それでは得意の画像で検証してみましょう♪

これは原種血統藍底過背金龍の去年4月の画像です。

基底鱗、6列目共に後方から発色して来ているのがわかると思います♪


6月の画像です。
あまり変わり映えしませんね♪(笑)


7月の画像です♪

基底鱗、6列目ともに後方から徐々に巻き上がって行ってます♪


これも7月の画像です。
基底鱗もまばらで7~8割の発色で6列目もまだまばらですが、後方から着実に巻き上がっています。


8月の画像です。

基底鱗はまだまばらな箇所もありますが6列目はかなり巻き上がってきてます。

ここで現在の矢印の画像に戻ってもらうと基底鱗、6列目共にかなり発色が進んでます。

しかし、基底鱗は前から3枚程、6列目は前から5枚発色してませんが、ここは基底鱗&6列目が連動して巻き上がってくるのではないか?と思ってます。

6列目片側の前から2~4枚目は発色開始してるのはブログでも書いてますもんね♪

それでは藍底過背金龍の選び方♪

こちらも得意の画像と矢印で紹介してみます♪


藍底過背金龍として一番のポイントの鱗です。

矢印で指してますが第一鱗カクから内側が全て青又は濃紺の個体がベスト!!

黄色で書いた様に、第二鱗カクに金色が滲んで見える個体は必ずここまで金が来ます。

鱗の青の面積が広い個体が欲しい場合、外せないポイントであります。


先の純過背金龍で書いた胸鰭の形状ですが、鰭の幅はきにしないで下さいね、左が純過背タイプで右は鰭先が長く紅龍の胸鰭形状に似てるので純過背としては私は外すのですが、この手の胸鰭を持つ個体の方が藍底過背金龍としては良い個体が多いのも事実です。

我が家の新入り藍底クンも胸鰭の鰭先はビロ~ンと長いです♪


巻き上がりに関しては、純過背金龍と同様に基底鱗が後方から発色してきてるのも選別ポイントでした♪

5列目と基底鱗の間の鱗も発色してきてますので、6列目も発色して来るんではないかな?と思ってます。

この辺りの鱗が連動して発色して来てくれると、基底鱗は発色してても6列目は全然という事態は避けられるのではないか?と思ってます。


藍底過背金龍は上がりが悪いとされてましたが、原種血統藍底過背金龍の巻き上がりをみてるとそうでもないなと思い始めてます!!

今では単に、巻き上がりが遅い→金発色が遅い→鱗底への金の侵食が遅いだけなんだと思う様になりました。

ですから紅金なんかは、鱗底が青い個体が多いですよね。

ライトの照射時間も金の巻き上がりには関係ないと思います。
我が家の1800水槽の照射時間は決して長くはないし、極端に短くはありませんが、通常よりは短いです。

結論は環境により体色は変化するが金の巻き上がりに関しては影響は少ないと考えてます。

これまで私は藍底過背金龍を飼育観察してきた中で、データや画像を元に導き出した過背金龍の種類別選び方です。

勿論、生き物ですから全ての個体に当てはまる物ではありませんし、新入り藍底過背金龍も私の思うように育つとは限りません。

しかし、もし予想通り育たなかったとしたら、また考えも変わると思いますし、予想通り育ってくれたら自分の考えに確固たる確信が持てる事になります。


飼育個体の成長具合によっても個体に対する考え方も当然変わってくると思います。

ブログでも書いてますが以前は、藍底個体は基底鱗や6列巻かなくても青さで勝負!!みたいに思ってましたが、今は藍底と言えども巻いてナンボ
と思ってます(ゲンキンな奴ですね(笑)

.....と、まぁ現在時点に於ける自分の過背金龍に対する考えをダラダラと書いてみました。

皆さん、賛否両論あると思いますし、ショップでも私の考えと全然違う事を言われるかもしれません。

お店の意見も聞かなければイケませんし、逆に店は飯を食べる為に売る必要があるのでお店の意見が全てでは無いと思います(セールストークも大いに有りますからね)

お店の意見と自分の考え方をすり合わせてより良いアロワナを選びたいものですね♪
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